日本投扇興連盟の活動

日本投扇興連盟は、江戸時代中期に始まった投扇興を伝統としての投扇興としてだけで無く、精神統一や集中力を必要とするこの競技をより多くの人が楽しむことが出来る様、「百人一首31見立て」で規格を統一し普及活動を行っております。
投扇興の見立ての数は多すぎても競技の判定を行う行司が困難になったり、又少なすぎては競技として成り立ちません。
源氏物語見立ては54帳の巻の物語の中の何処かの部分で見立てを行うのですが、話の内容をかなり熟知してなくては解らないのが現状です。
それに54帳全部を使用すると、数が多過ぎて判定が複雑になり過ぎて行司を覚える事が困難です。


『見立て』
日本独特の文化で投扇興では名前を覚える気掛けとして用います。
扇・枕・蝶の位置状態をいろいろな物(月・雲・山・舟・・)や形や状況等に置き換えて、覚えるための気掛けとしますので歌を知っていると銘定を覚えるのが容易になります
日本投扇興連盟は、「百人一首三十一見立て」は歌の5・7・5・7・7でみそひと文字の31種類見立ての行司で行います。行司の判定に使用する31首はそれぞれの歌の中の単語や内容、雰囲気等で行われます。
投扇興「百人一首」見立表の各歌の中の太字の部分で見立を行い、上の句の頭の部分を呼び名として使用しています。

日本投扇興連盟認定 級・段位

*会員は毎月1回4試合の合計成績を提出し、各級位は試合(40投)の成績を続けて3回達成すれば認定証を発行します。
*格段位は前資格取得後6ヶ月の間を開けることとします。
*以下の通り、級・段位を認定し(最初は5級か4級から)、認定証を発行します。

投扇興とは<<
>>「百人一首」見立て